ルーミー中古車 ※買う前に絶対押さえておきたい注意点は・・・

ルーミーは発売されてからまだあまり時間が経っていない車ですので、中古車もあまり出回っていないと思いますが、バックオーダーを抱える今、中古車販売店が新古車として販売するために購入したものが多く出回っています。

こういったものはほとんど新車状態に近く、年式も当然ながら若く、走行距離もわずかであることから新車を買ったのと同じようなものを手にすることができますが、この中古車販売店も正規の値段で購入しているわけで、それに中古車販売店での利益を乗せる形をとるとディーラーで同じグレードの物を買った時よりも購入価格が高くなってしまいます。

車の価値が同じものをあえて高い金額で買うほど馬鹿な話はありません。

もし納車を待ちきれないから高くても新古車を買うという方がいるのでしたらもう一度考え直した方がいいでしょう。

そんなにすぐでなければならないのか？どうしてすぐ必要になってしまったのか？ということをきちんと考えてみましょう。

これが新古車が普通の中古車ぐらいの価格で売られているのであればいいのですが、あえて新車価格よりも高い金額で買うほど価値のある車ではありません。

素直に納車を待った方がいいかと思います。

それからもう少しすると中古車がバンバン入って来るでしょう。

だいたいこういった若年層向けの実用車というのは飽きられるのが早く、何か大きなメリットがない限りすぐに売りに出されます。

そうすると中古車市場での台数が増えていき、だんだん価値が低くなっていくことが予測されます。

もしルーミーの中古車を狙っているのであれば、販売からまだあまりたっていない今ではなく、1年後以上経ってから買った方が安く済みますし、車を選ぶこともできるでしょう。

それと中古車になったことによる不具合の出方ですが、まずはボディの変形です。

もともと強度の無いブーンのシャシーに全高の高いボディを乗せているので、はっきり言って軽自動車のタントレベルの強度や剛性しか持っていません。

走行距離が進むことでボディがだんだんひしゃげてしまい、走りは更に悪く、まっすぐ走らないことにもなりますし、ボディのあちこちからは異音が出まくり、スライドドアやリヤハッチの締まりが悪くなりますので、そういったところに注意をしてもらいたいと思います。

それからターボエンジンモデルですが、ターボエンジンですとどうしても無理な運転やブーストアップなどの無駄なチューンがされ、エンジンにかなりの負担がかかります。

特にエンジンブロックからのエンジンオイル漏れ、冷却水漏れやタービンからのエンジンオイル漏れ、異音には注意をしたいところです。