ソリオの新車購入の注意点！ ※試乗時の要チェックポイントは・・・

ソリオを購入する時に一番気になるのがどのモデルを買えばいいのかということだと思います。

ガソリンエンジンモデルにマイルドハイブリッドモデル、そしてハイブリッドモデルと3つのモデルがあるわけで、当然ですが燃費を気にするのであれば、ハイブリッドモデルを購入すればいいかと思います。

しかしです、マイルドハイブリッドモデルもハイブリッドモデルも劇的に燃費性能が良いわけではなく、カタログ燃費でいうとガソリンエンジンモデルが24.8km/L、マイルドハイブリッドモデルが27.8km/L、ハイブリッドモデルが32.0km/Lと最大で7.2km/Lしか差がないのです。

それでもどのモデルも価格が同じであれば、たった7.2km/Lでも燃費がいいものに越したことはないわけですから間違いなくハイブリッドモデルを選ぶことでしょう。

しかし、FFモデルで比較しているとガソリンエンジンモデルとなるGグレードで1454760円、マイルドハイブリッドモデルのHYBRID MZグレードで1841400円、ハイブリッドモデルのHYBRID SZグレードで2062800円とそこそこ大きな差額が生まれています。

極端な言い方をすれば約7km/Lの燃費向上を得るために60万円も高い車を買うことになるわけです。

果たしてこれをどう見るかです。

カタログ燃費で年間10000キロ走行で計算すると燃費性能が一番低いガソリンエンジンモデルで年間約53000円、燃費性能が一番優れているハイブリッドモデルで年間約41000円となり、ガソリン代の差額が約12000円になります。

この12000円のメリットを得るために60万円も高い車を買うわけです。

はっきり言ってコストだけを考えるのであれば、何も高いハイブリッドモデルを買う必要もありませんし、それはマイルドハイブリッドモデルも同じです。

コスト面では何もついていないガソリンエンジンモデルがいいということになります。

ただ、やはり新車を買うわけですから金銭的に損をしたとしてもいろいろな装備がついているものを買った方が満足感があります。

動力性能的にもハイブリッドモデルが一番優れているので、そういった意味ではハイブリッドモデルがいいのかもしれません。

マイルドハイブリッドモデルは・・・これでないといけない理由があるのでしょうか？

あとは自分がソリオに何を求めるかで決まると思います。

次に試乗ですが、これは購入を決める前に必ず一度は行ってもらいたいと思います。

特に上級モデルから乗り継いだ方の場合ではまず間違いなく乗り心地の悪さを感じることでしょう。

このクラスの車としてはだいたいこのようなものなのですが、上級モデルに今まで乗っていた方からすればひどい足回りと感じることなりますのでそれが耐えられるかどうかを確認します。

ちなみにライバルのトール4兄弟はもっとひどい足回りを持ちますので、ソリオで耐えられない場合はトール4兄弟も無理でしょう。

それともう1つ、センターメーターが耐えられるかどうかです。

センターメーターは見やすいといいながら実際はかなり見にくいものです。

特に瞬時に何か情報を知りたいという時はパッと入ってきにくいレイアウトを持ちますので、そのあたりも試乗をしながら確認をしておきましょう。

そして値引きですが、発売当初から大人気だったソリオは人気があってもそこそこ値引きをしてくれました。

この辺がトヨタと違うところなのですが、ここ最近はライバル車としてトール4兄弟が発売され、その売れ行きが上々であることからもっと値引きを引き出しやすくなったようです。

平均して車体値引きで10万円から30万円ぐらい、オプション値引きで10万円ぐらいといったところでしょうか。