プリウスは評判が悪い? ※メリットよりデメリットの方が圧倒的に・・・
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どんな車にもいいところ、悪いところがあるものですが、プリウスのいいところ、悪いところは明確です。
いいところ
プリウスのいいところはたった一つ、燃費が他の車よりもいいことです。
ここで勘違いしてほしくないのは、「燃費がいい」ではなく、他の同等クラスの車を比較すると割かし燃費がいいということです。
4代目モデルではEグレードが40.8km/L、それ以外のグレードが37.2km/Lとかなり優れた燃費性能を持っていることになっています。
実際にプリウスを買って日常的に使った時にこの数字を出すことができれば、「燃費がいい車」と言えるのですが、はっきり言ってそれはおそらく無理であって、話半分と言ってもいいでしょう。
それでも同クラスの車と比較すると燃費がいいので、他の車よりはガソリンスタンドに支払う金額を抑えることができるでしょう。
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悪いところ
イメージが最悪
他のページでも言いましたが、残念ながらプリウスのイメージがあまり良くありません。
初代モデルからずっと持ち続けられている「偽善者が乗る車」というイメージ、それから「マナーの悪い人間が運転する車」という2つのバッドイメージが強くあることから、車云々ではなく運転している人の人間性を疑われる場合が多々あります。
動力性能が悪い
もともと鈍重な走りしかできなかったのに、4代目モデルになった時に燃費性能の向上を理由に、さらにパワーダウンされてしまい、もっと走らない車になってしまいました。
走行性能が悪い
4代目モデルになってリヤサスペンションがダブルウィッシュボーンサスペンションとなり、走行性能面に有利な四輪独立懸架になったのにもかかわらず、無理やりダブルウィッシュボーンサスペンションを採用したことでストロークが足りないこと、乗り心地を優先したセッティングになっていること、サスペンション自体の剛性感が弱くサスペンションアームの動きが鈍いことといったような理由で、先代モデルと同様に直線しか走れない車、いわゆる「直線番長」的な車に仕上がってしまいました。
価格が高すぎる
プリウスはハイブリッドモデルですが、だからといっても結局は1.8リッターエンジンを搭載した中型大衆モデルでしかないわけで、それなのに安いもので約250万円、高いものとなると約340万円もするのは、ちょっとぼったくり過ぎです。
ハイブリッドシステムの開発費用など3代目モデルの時にもうとっくに回収できているはずなので、せめてアリオン・プレミオの1.8リッターエンジンモデルと同じくらいに価格にしてもらいたいものです。
故障が多すぎる
これはどういうわけか知らない人やそれを認めたがらない人が多いことで、トヨタの販売戦略に見事に乗せられている感が強いように思えるのですが、とにかく故障が多いです。
特に販売台数が伸びてきた2代目モデルから多くなっており、それは現行モデルの4代目ZVW50系モデルにまで続いています。
3代目モデルまではニッケル水素バッテリーを搭載していることからメモリー効果が出てしまい、充放電ができなくなるという故障がメインとなっていましたが、一部でリチウムイオンバッテリーを搭載する4代目モデルでも同様のトラブルや以前からずっとあるバッテリーの異常発熱、インバーターの異常発熱などが発生していて、どうやらバッテリーの違いだけが原因ではないようです。
しかし、こういった故障が多発していることが世の中にあまり知られておらず、私たちのような車に詳しい人だけが知ることとなっています。
そうなる理由は明確で、トヨタがうまく抑えているからです。
修理も新車から5年以内、10万キロまで効力のある新車保証でどうにかなるので、オーナーの怒りをある程度は抑えることができ、SNSなどで不評を書かれることもうまく制御しているのではないか、それから世の中がトヨタを保護する傾向にあることから事実が広まっていかないのです。
とにかく壊れる・・・これだけはしっかりと覚えておきましょう。
ちなみにこれはプリウスだけでなく、トヨタのハイブリッドカーやTHS-IIを使っているマツダのモデルにも言えることなのです。
安全装備が信用できない
プリウスには「Toyota Safety Sense P」改め「Toyota Safety Sense」と呼ばれる自動ブレーキシステムを中心とした先進安全装備が採用されていますが、実はこれが全く役に立たないのです。
それを証明するのが、あちこちで起きているアクセルブレーキ踏み間違い事故ですが、台数が多いことによって目立つだけではなく、割合的に考えてもプリウスの交通事故がかなり多くなっています。
こういう時に機能してしっかりと事故防止をするのが、自動ブレーキシステムの役目であるのに、この体たらくです。
イメージアップために「Toyota Safety Sense P」から「Toyota Safety Sense」に名称を変えても結局は同じです。
効果を得ることができないのであれば、いっそのこと役立たずのToyota Safety Senseなどつけないでその分、もっと安く売ればいいものに・・・と思うのは私だけではないはずです。
視認性の悪いメーター
もういい加減に「未来カー」ごっこはやめましょう。
デジタルメーターをセンターにおけば先進的に見えるという考えはもう古いです。
そもそもセンターメーターというのは国内向け・輸出向けを作る時にダッシュボードやインパネ周りを作りかえないで済むようにと考えられたもので、決して視認性がいいということで使われるようになったものではありません。
それに過去にヴィッツにセンターメーターを採用して、あまりにも視認性が良くないということでマイナーチェンジを機に普通の位置にメーターを戻したという過去がトヨタにはあるはずです。
小学生じゃあるまいし、センターメーターを見て「かっこいい!」などという大人はもういませんよ。
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