2代目プリウスの実燃費は?


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初めてのモデルチェンジによって生まれたのがこの2代目プリウスNHW20型ですが、このモデルになって燃費性能に関わる部分が大きく変わりました。

まずエンジンは1.5リッター直列4気筒NAの1NZ-FE型エンジンをミラーサイクル化した1NZ-FXE型と同じですが、エンジン制御プログラムの見直しやフリクションロスの低減などを図り、エンジンパワーも先代よりも高い77psとしました。
駆動用電気モーターも先代モデルの後期型で採用された2CM型をさらに改良し、消費電力を少なくしながらも45psへとパワーアップしました。
ハイブリッドバッテリーは形式こそ初代モデルと同じニッケル水素バッテリーを使用していますが、容量が拡大されエンジンを止める時間を長くすることができるようになりました。
ハイブリッドシステムも初代モデルのTHSからその改良版となるTHS-IIに変更され、より細かい制御ができるようになったのです。

それから補機類に関してもエアコンプレッサーをエンジンから切り離し、独立した電気モーターで回すようにしたことや制御系においても強制的に電気モーターだけでの走行ができるEVモードを選択できるようにしました。
ボディ形状も先代の使い勝手のよい4ドアノッチバックセダンからワンモーションスタイルのハッチバックセダンに変更し、キャビンは狭くなりましたが、空気抵抗が少なくなりました。
これらの改良によって燃費性能も向上し、先代モデルでは10・15モード燃費31.0km/L(JC08モード燃費換算26km/L)であったところこの2代目モデルではJC08モード燃費のカタログ値で29.6km/Lを発揮させることができました。

ただこの数字はあのトヨタが公表するカタログ燃費ですので、実燃費とかけ離れることが必至な数字です。
では、ここで実際に公道を走った時の燃費を見てみましょう。
走るステージは3つ、渋滞がほとんどなく制限速度+α程度のスピードで流した時の高速道路、適度に信号待ちがあるながれのよい地方によくある幹線道路やバイパス、そして都心のような信号や一時停止、自転車や歩行者などが多いため頻繁に徐行運転になる、渋滞も当たり前のようにあちこちで発生しているという都市部といった形で分けで見ます。


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結論から言えば・・・

・高速道路:18km/Lぐらい
・地方の幹線道路:19km/Lぐらい
・市街地:12km/Lぐらい

カタログ燃費で見ると先代モデルがJC08モード燃費換算燃費で26km/Lでこの2代目モデルのものが29.6km/Lとなっていて、3.6km/Lほど燃費性能が向上している形になっていますが、実燃費を見てみるとはっきり言って初代モデルとたいした違いがありません。

平均をとって見ても約16.3km/Lと初代モデルの14.3km/Lとほとんど変わりませんし、2km/Lなどアクセルペダルの踏み方を変えて、30kmぐらい走れば簡単に達成できてしまう程度のものですので、これが初代モデルから2代目モデルへとモデルチェンジされたことの結果とは思えません。
カタログ燃費の達成率も・・・

☆カタログ燃費達成率:約55%

と先代モデルとほほ同じです。
進化あってのモデルチェンジ、進化あっての新型モデル、そして燃費性能あってのプリウスであるのにこの結果とは情けない・・・まあ、この時代のトヨタはハイブリッドカーに対してまだ迷いがあった時代で、明確な数字の違いを出すことにあまり必死ではなかったことからこういったことになってしまったのでしょう。

このモデルにおいて燃費を向上させるのに一番いいことは、街乗りには使わないことです。
ステージ別の燃費性能を見るとわかるかと思いますが、0km/h〜60km/hぐらいのスピードしか出すことができずに頻繁にゴーストップがある都市部での燃費性能が極端に悪くなっています。
これは重量級のボディを非力なパワーユニットで動かすことで電気モーターに負担がかかり、その負担を解消しようとエンジンが掛かりアシストがはいる、または消費した電気を補おうと充電目的でエンジンがかかるといったようにエンジンがかかる時間が伸びることからガソリン消費量が増えていくわけです。
このモデルは休日の遠出に使いましょう。

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【概要】
初めてのモデルチェンジによって生まれたのがこの2代目プリウスNHW20型ですが、このモデルになって燃費性能に関わる部分が大きく変わりました。 まずエンジンは1.5リッター直列4気筒NAの1NZ-FE型エンジンをミラーサイクル化した1NZ-F…

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