【プリウス】4代目プリウスの実燃費は?

2018年現在で現行モデルとなっているのが4代目モデルのZVW50型です。
このモデルは3代目モデルの持越しモデルでそのほとんどを同じとしています。
燃費性能に関わる部分もエンジンはより低燃費型へと改良されているものの全く同じ2ZR-FXE型エンジン、ハイブリッドシステムもリダクション機構付きTHS-IIを持ちこしています。
ただ、電気モーターは3JM型から1NM型とパワーダウンをしてより消費電力の少ないタイプに置き換えられたり、ハイブリッドバッテリーも4代目モデルになったやっとリチウムイオンバッテリーを選ぶことができるようになって、その点に違いがあります。

ハイブリッドシステムの制御も多少見直され、より電気モーターに頼るものとなり、カタログ値において最大40.8km/Lと一気に燃費性能を向上させることとなりました。

しかし、この4代目モデルにおいてもいわゆる国への届け出のための燃費性能を持つ「低燃費モデル」と実際の販売の中心となる「標準モデル」とで分けて作られていて、40.8km/Lという数字を持つのは快適性、実用性を無視した低燃費モデルのEグレードだけで、それ以外の標準モデルは37.2km/Lとなります。
それからこの4代目モデルになって初めて採用されたE-FOUR搭載の4WDモデルでは、重量増、多少のフリクションロスの増加から34km/Lといったカタログ燃費を持ちます。

さて問題は実燃費です。
トヨタが発表する公称データは昔からあてにならないとされていて、燃費性能に関してもそれは言えます。
なので、このモデルの本当の燃費性能を知るには実燃費を見る必要があるでしょう。

ここでは高速道路、バイパスなどの幹線道路、市街地といった3つのパターンでの実燃費を見てみます。
まず高速道路は渋滞もなく走行車線をのんびりと走るような感じでだいたい80km/hから100km/h+αの間のスピードで流した時の燃費です。
次に幹線道路ですが、地方の町はずれにあるように片側2車線以上の流れの比較的早いバイパスなどで時々信号待ちがあり、スピードは60km/hぐらいを最高として走ったパターンです。
そして最後は東京の都心部のようにちょっと走ればすぐに信号、路地を走る時には絶えず一時停止にぶつかるような平均時速も20km/h〜30km/h程度といったかなりゆっくりと走り、ゴーストップが多い道路を走るパターンです。

結果は以下の要になりました。

FF
・高速道路:30km/Lぐらい
・地方の幹線道路:25km/Lぐらい
・市街地:22km/Lぐらい
平均:25.6km/L

4WD
・高速道路:28km/Lぐらい
・地方の幹線道路:24km/Lぐらい
・市街地:22km/Lぐらい
平均:24.6km/L

ここで気になるのは3代目モデルまでは高速道路を走るとエンジンがかかりっぱなしになるため、その分だけ燃費が悪くなってしまい、幹線道路を流して走るよりも燃費が悪くなることが多かったのですが、パワーダウンを含めた燃費対策をしたことで高速道路でもエンジンがかかる時間が短くなり、燃費がよくなりました。

それともう1つFFモデルと4WDモデルの燃費の違いですが、こちらは通常のガソリンエンジンモデルでいうような4WDシステムが付けられていることに対してフリクションロスが発生してしまうことからくる燃費の悪化ではなく、リヤアクスルにつけられるリヤ駆動用の電気モーターやドライブシャフトの重量によって車両重量が増えることだけによる燃費悪化であるようです。
ですのでスピードレンジが上がれば上がるほど燃費の差が大きくなり、市街地などたいしたスピードでないところでは違いがあまりつきません。

カタログ燃費の比較は・・・

☆カタログ燃費達成率:FFモデル68.8% 4WDモデル72.3%

と先代モデルと比べるとかなりいいところまで来ていますが、まだまだ誤差の範囲ではありません。

そしてこの実燃費をカタログ燃費に近づける方法ですが、4代目モデルぐらいの燃費性能が良い車となりますと燃費を悪化させることは簡単ですが、よくすることは意外と難しく、それこそゆっくりのんびりと急加速などしないといった昔から言われてきた運転方法が一番いい燃費をたたき出すことになります。

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2018年現在で現行モデルとなっているのが4代目モデルのZVW50型です。 このモデルは3代目モデルの持越しモデルでそのほとんどを同じとしています。 燃費性能に関わる部分もエンジンはより低燃費型へと改良されているものの全く同じ2ZR-FXE…

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