【プリウス】2代目プリウスを買う場合の注意点は?

いわゆる近代的なプリウスの土台となったのがこの2代目プリウスですが、記録としては2003年から2011年まで発売されていたことになっていますが、2代目プリウスとしての本来の生産期間は2009年までで、2009年から2011年までは3代目モデルとかぶるような形で販売されていました。

これは3代目プリウスの車両価格が高すぎて、購入理由となるエコカー補助金やエコカー減税を使っても中々買えないという声が高まったことに対してトヨタが取った策で、200万円を切る廉価モデルとして特別にEXグレードを作り、それを3代目モデルと一緒に売ることになったわけです。

ですので2代目モデルといっても2003年から2009年まで発売されていたいわゆる本来のモデルと2009年以降に発売されていた対策モデルの2つのものがあることになります。

プリウスは2代目モデルになって、やっと量産車らしい売られ方がされるようになり、初代モデルにも増してたくさん作られるようになりました。

初代モデルがどちらかというとお試しモデルでしたので、量産車のプリウスという観点で見るとむしろこの2代目モデルが初代モデル的な扱いをされてもおかしくありません。

ただ、初代モデルと同じように、車体がいいとか悪いとかではなく、ハイブリッドカーとして、エコカーとしての存在の是非がまだまだある時代で、初代モデル同様に「良い人間と思われたい人が買う偽善車だ」とか「地球環境を守るという大義名分をかさにして単にガソリン代をケチりたい人が乗る車だ」とか、3代目モデルが発売されてからも売り続けられたEXグレードの時代では、「そこまでして、無理してエコカー補助金の恩恵を受けたいかねぇ?」などといったどちらかというと悪いイメージしかありませんでした。

これによって初代モデルよりは売れましたが、この2代目モデルにおいてもヒットはせず、現在の中古車販売店においても数が多くありません。

通常、数が少ないものは中古車市場においておのずと価値が高まることになることなりますが、それは需要があっての話しで、既に3代目モデル、4代目モデル、プリウス以外でもアクアやカローラシリーズなどといった大衆ハイブリッドモデルが発売されている中で、わざわざここまで古いモデルを買おうという方はいませんで、「低需要・低供給」という形で低いレベルで安定してしまい、価値が低くなってしまうわけです。

2018年現在の中古車販売店での平均価格は60万円から70万円といったところで、走行距離的にはだいたい6万キロから10万キロといった具合です。

ということはTHS-IIの危険ラインを軽く突破しているということ、これは買うのにかなりの勇気がいることでしょう。

現行モデルである4代目モデルでも3万キロをこえたあたりからいろいろとトラブルが出始めているのに、それよりももっと古いモデル、もっと古い設計、ニッケル水素バッテリーを搭載していた時代のモデルとなれば、故障していることを覚悟して、あるいは買ってすぐに壊れてしまい、30万円以上の修理費用が掛かることを覚悟でいなければいけません。

プリウスはどのモデルにおいてもそれだけ故障に敏感にならないといけない車なのです。

それに先程、中古車の走行距離が長くても10万キロぐらいといいましたが、2代目プリウスは古いモデルでかれこれ15年も前の車です。

通常であれば15年も前の車であれば10万キロオーバーどころではなく、15万キロオーバーの超過走行車があってもいいものですが、それがないのはそこまで乗れるような車ではない、多額の修理費用を何回も払ってまでも乗り続ける価値がない車であるということの証しなのです。

初代モデルはある意味でヒストリックカー的な価値がないともいえませんが、2代目モデルは完全なる量産大衆車、それも多額な修理費用が掛かる修理をしなければならない車でしかないため、中古車を買うことはおすすめできません。

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