初代プリウスを買う場合の注意点は?

初代プリウスは1997年、2018年現在で約21年前に発売された世界で初めての量産ハイブリッドモデルです。

現行モデルのようなワンモーションスタイルを持つハッチバックセダンではなく、無難なノッチバックセダンボディにTHSというハイブリッドシステム、そして当時はこのモデル用として作られていた1.5リッターNAの1NZ-FXE型エンジンを搭載したモデルとして作られていました。

燃費性能は10・15モード燃費で28km/Lとされていましたので、現在のJC08モード燃費に換算するとだいたい23km/L程度となり、今となってはたいしたことではありませんが、当時としては1.5リッターエンジンを搭載した登録車としてはかなり燃費のいい車として扱われていたものでした。

この車を今から手に入れようという場合、今ならだいたい50万円ぐらいの予算を見積もっておけば買うことはできます。

しかし、非常に台数が少ないのであることにはあるのですが自分の条件にあったものや状態が良いものを探すのに一苦労します。

実はこの車は1997年の発売から2003年のモデルチェンジによる生産終了まで世間では白い目で見られていたのです。

その当時は、地球環境を保全するといった動き、いわゆるエコロジー思想というものがささやかれ始めた時代で、地球温暖化も二酸化炭素の排出が原因、石油も近いうちになくなってしまう、大気汚染は自動車の排気ガスを抑えれば何とかなるといった、今から思うと鼻で笑ってしまうようなことが正しい理論であるとされていました。

その動きに乗じてEVの開発に失敗したトヨタが妥協策として作った初代プリウスを売り始めたのですが、今となってはその動きが正しいのですが、エコロジー思想が定着していなかったことで全く売れませんでした。

売れない理由は2つ、1つは価格が高すぎたこと、当時販売されていた中型セダンのマークIIが最廉価モデルで220万円ぐらいで売られていた中でハイブリッドモデルとは言え1.5リッターエンジンを搭載した小型大衆セダンが215万円で売っていたというのは確かに高すぎです。


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そして2つ目は、プリウスを買う人間の傾向、先ほども言いました通り、当時はまだエコロジー思想が定着しておらず、その中で「大気汚染を防ぐため」とか、「石油の枯渇を遅らせるため」とか「温暖化を遅らせる」などといってプリウスを買う人を変人扱いしていたのです。

そして更に「本当は地球のことなど全く考えていなくて、ガソリン代をケチることができるから買ったんだろ?」などといった現在では当たり前のようにそして堂々と言えたことが当時としては言えなかった中で、偽善者が買う車、「偽善車」などといわれていました。

当時の噂話では、「プリウスを買うのはお役所と変わり者と偽善者だけ」などといわれていて、そういったことを言われて後ろ指を指されることを嫌ったため買うことを避ける傾向があったのです。

これによって初代プリウスは散々な結果に終わり、それが現在の中古車台数の少なさを作っているということです。

現在残っている中古車を買うということを考えるととにかく故障だけは気をつけてください。

現行モデルとなる4代目モデルでも3年目を超えたあたりからハイブリッドシステム関連の故障が多発しているぐらいですので、今と比べても圧倒的に技術力の無かった時代に作られた車、作られたハイブリッドシステムですので、壊れることを避けることはできないでしょう。

故にこの車は50万円ぐらいで買うことができても、それと同じくらい、いやその倍以上の修理費用を用意しておかないと継続的に乗り続けることは難しいでしょう。

できればこの車は実用車としてではなく、それこそヒストリックカーと同じように大事にコレクションとして飾っておく車として買った方がいいかもしれません。


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初代プリウスは1997年、2018年現在で約21年前に発売された世界で初めての量産ハイブリッドモデルです。 現行モデルのようなワンモーションスタイルを持つハッチバックセダンではなく、無難なノッチバックセダンボディにTHSというハイブリッドシ…

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