【プリウス】価格設定は妥当か?

プリウスという車は、低燃費を目的とした1.8リッターNAエンジン搭載の小中型大衆ファミリーカーです。

こういった車であるのにもかかわらず、一番安いEグレードで約250万円、一番高いAプレミアム・ツーリングセレクショングレードで約340万円という価格は明らかに高いと思われます。

例えばこれが初めてハイブリッドカーで、ハイブリッドシステムの開発費用を回収したいということで価格にその金額を上乗せするというのであればまだわかります。

ハイブリッドカーでなくてもなにか新しい技術を搭載した時に自動車メーカーはよくそういった形を取るのでそれは仕方のないことだと思います。

しかし、ハイブリッドシステムの根幹に関わる開発費用は3代目モデルで十分回収できているはずですし、モデルチェンジの内容からしても先代モデルから進化が全く見られないどころか、動力性能は低下していますし、「Toyota Safety Sense」は役立たずということではこの価格は妥当ではありません。

これは同クラスの車と比較することでよくわかります。

・トヨタ アリオン・プレミオ兄弟車の1.8リッターエンジンモデル・・・約203万円から約260万円
・トヨタ オーリスの1.8リッターエンジンモデル・・・約202万円から約225万円
・日産 シルフィ・・・約200万円から約250万円
・三菱 RVR・・・約206万円から約255万円万円

と同じ1.8リッターエンジンモデルで見ても300万円を超える価格を持つモデルなどありません。


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プリウスはハイブリッドカーです、しかしハイブリッドカーである以前に大衆ファミリーカーであるわけですから、誰もが気軽に買うことができなければなりませんし、お金持ちは3代目モデルのレクサス店バージョンであるCT200hをとんでもない価格で買えばいいのです。

それにそもそも「ハイブリッドカーだから・・・」そんな理由ももはや過去のもので、初代プリウスが発売されてからだいぶ月日が流れていますし、ハイブリッドカーやハイブリッドモデルはもう特別なものではありませんので、「ハイブリッドカーだから高くて当然」ということはありません。

単にトヨタの企業努力が足りないか、利益を求めすぎているかのどちらかです。

エコカー減税についても新車を買う時に自動車取得税と自動車重量税、あわせて約10万円ぐらいマイナスになるといってもたったそれだけで、それよりも故障が多く、その時の修理費用でエコカー減税による金銭的メリットの何倍もの損失があることを考えるとたいしてメリットがないことがわかります。

それにもういい加減、エコカー減税を販売面における切り札として出されても困ります。

ハイブリッドカーだから、燃費がいいから、エコカーだから・・・ということで車両価格を高くしていいという時代は終わりました。

これからはどれだけガソリンエンジンモデルと同じ価格にできるのか・・・ということをみるべきで、トヨタもそれに従って車両価格をどんどん安くするべきだと思います。

プリウスに妥当と思われる金額はライバルとなる同クラスの車の金額であって、廉価グレードで200万円ぐらい、標準グレードで230万円ぐらい、最上級グレードで250万円ぐらい、そして低燃費を狙うための車なのですから、ツーリングセレクションとか、たぶん販売台数が落ち込み始めた時に売りに出されるかと思いますが、GRモデルといった高額になりがちなモデルを用意する必要もありません。

どうしてもトヨタという自動車メーカーは、作った車をとことん使いまわしして、骨までしゃぶりつくすような形で儲けを出さなければ気が済まないようですが、そもそもプリウスはパイロットモデルとしての役目を終えた車ですし、大衆車なのですから、スポーティーさなど狙わずにカローラアクシオと同じように安く買える所帯じみた車でいるのがベストなのです。

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