【プリウス】プリウスαと、どっちが買い?

ハッチバックセダンのプリウスに対して、それをベースにして作られたステーションワゴンモデルのプリウスα、この2台を比較してどちらがいいかということは2018年5月現在ではちょっと不公平な気がします。

プリウスは2015年の12月に行われてフルモデルチェンジによって発売された4代目モデルとなりますが、対するプリウスαは2009年に発売された3代目モデルを使って2011年に作られたモデルでそれが現在でも販売されている形を取っているため、同じプリウスシリーズといってもコンセプトは同じでも全く違う車なのです。

その2台を比較してどちらがいいのかというのもかなり難しい話です。

ただ基本的にはどちらも同じ傾向を持つ車で、・・・

・燃費性能が優れている車であること
・ガソリン代を節約することを最優先に考えている方向けの車であること
・新しもの好きの方向けの車であること
・低コストの大衆車であること
・動力性能、走行性能を妥協してでも燃費性能を向上させた車であること
・「トヨタにハイブリッドモデルあり」といったパイロットモデルであること

といった部分が共通します。

一方、構造的にも全く同じではありませんが、先代プリウスと現行モデルのプリウスとで大きな違いがないため、先代プリウスベースで作られたプリウスαもほぼ同じといっていい部分がたくさんあります。

・呼び名こそ「新MCプラットフォーム」と「TNGA-Cプラットフォーム」とで違いますが基本は同じプラットフォーム
・小変更が加えられていますが同じ2ZR-FXEエンジン
・電気モーターと小変更が加えられた部分は違いますが基本は同じハイブリッドシステム、THS-II

といったところに共通点を見つけることができます。

それらを踏まえたうえで比較すると・・・
例えば、モデル的な形で比較すると2011年に作られたモデルより2015年に発売されたプリウスの方がいいに決まっています。

次に動力性能ですが、

・4代目プリウス:エンジンが98ps、電気モーターが72ps、システムパワーが122ps
・プリウスα:エンジンが99ps、電気モーターが82ps、システムパワーが136ps

となり、圧倒的にプリウスαの方が上ですが、重量が約100kgほど重たいので実際に走るとたいした違いはないようです。

走行性能は、プラットフォームがほぼ同じもので違いがないように見えますが、新しいプリウスはリヤサスペンションがダブルウィッシュボーンサスペンションに変更されていることで乗り心地とコーナーリングスピードがプリウスαより若干ですが優れていると見ることができます。

それからプリウスシリーズを語るうえで外すことができない燃費性能ですが、

・4代目プリウス:Aプレミアムグレードで37.2km/L
・プリウスα:26.2km/L

といったカタログ燃費が公表されていますが、どちらもトヨタにカタログ燃費ですので信憑性がなく、実燃費はその7割程度となりますが、どちらにしてもカタログ燃費が良く、重量も軽い4代目プリウスの方が燃費はいいでしょう。

ここまで見てもやはり新しいモデルである4代目プリウスの方がいいような気がしますが、ただ使い勝手的に荷物をたくさん積む機会が多いとか、ときどき5人以上の人間を乗せることがあるという場合であれば、何はなくともラゲッジスペースが若干広く、7人まで乗せることができるプリウスαを選ぶという形になってしまうかと思います。

早い話、5人乗りで狭いラゲッジスペースしか持っていないハッチバックセダンで事足りるのか、荷物が少し多く詰める7人乗りステーションワゴンでないと生活に不具合が出るのかといった使い勝手で選ぶことになるのではないかいということです。

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