【アクア】ヴィッツと比較!どっちが買い?

プリウスとアクアのようにどちらがいいかということが明確にわかるものに対して、ヴィッツとアクアは非常に難しい選択となります。

その理由はおなじ車だからです。

ここでアクアとヴィッツのハイブリッドモデルが作られる流れを見てみましょう。

まずはアクアですが、アクアはご存じの通り、エコカー補助金を何とかして使いたいという方のなかで、経済的にプリウスが買えない方がたくさんいたことに対して急いで簡単に作られた車です。

時間をかけてつくることが許されなかったことから当時存在した部品を多用して短期間で作る必要がありました。

ただ、こういったことはトヨタのお家芸みたいなものですから特に負担はありません。

プラットフォームは当時、ベルタやイスト、ヴィッツ、ラクティス、ラクティスの兄弟車であるスバルのトレジアなどトヨタ系のコンパクトカーによく使われていたBプラットフォーム、その中でもハイブリッドシステムを搭載するためのスペースが必要だったことからホイールベースが長い、ラクティス・トレジアのプラットフォームを使うことにしました。

搭載されるエンジンは、当時の3代目プリウスに搭載されている1.8リッターの2ZR-FXE型エンジンではなく、先代モデルとなる2代目プリウスに搭載されていた、1.5リッターの1NZ-FXE型エンジンを搭載しました。

ハイブリッドシステムも3代目プリウスに採用されたリダクション機構付きTHS-IIではなく2代目プリウスのTHS-IIを改良させたものが搭載され、こちらも既存部品です。

新しく作られたのはボディとそれにかかわるインテリアなどの部分だけで、結局は・・・

ラクティスのプラットフォーム+2代目プリウスのエンジン・ハイブリッドシステム+新しいボディ

で作られた車であるというわけです。


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対してヴィッツのハイブリッドモデルですが、国内向けのヴイッツはアクアが発売される1年前の2010年にモデルチェンジを行い、ラクティスよりもホイールベースが短いBプラットフォームを使い、そのプラットフォームにダイハツ製エンジンのNR系、KR系、そしてダイハツ製エンジンにあわせて作られたNZ系エンジンを搭載する形で作られたモデルです。

当初は国内ではガソリンエンジンモデルだけで、2017年にマイナーチェンジの際に後からハイブリッドモデルが追加された形なのですが、海外ではヤリスハイブリッドとして2012年にいわばヴィッツのハイブリッドモデルが発売されていたのでそれを日本にも導入したという形で発売されました。

そのヴィッツのハイブリッドモデルには、アクアで採用した1NZ-FXE型エンジンと2代目プリウスの改良版THS-IIをそっくりそのまま流用した形で作られたのですので、Bプラットフォーム、1NZ-FXEエンジン、2代目プリウスのTHS-IIと基本となる部分すべてがアクアと同じなわけです。

86とBRZ、ポルテとスペイド、トールとタンクとルーミーとジャスティ、プリウスとC-HRとカローラスポーツなどといったようなモデルと同じように兄弟車、双子車であるのです。

こういった2台を比べてどちらがいいのか?というのも酷なことです。

はっきり言ってこれは好き好きかもしれません。

コンパクトカーとしてつくられてそれをハイブリッド化したヴィッツがいいのか、それともハイブリッドモデルありきで「プアマンズ・プリウス」として作られたアクアがいいのか。

ボテッとゴテゴテしたデザインのヴィッツがいいのか、それともいかにも「燃費を狙っています」的なラインを持つアクアがいいのか。

これは好みの問題だと思います。

しいて言うのであればヴィッツの方が実用性が高いのでヴィッツをおすすめします。

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