アクアについて

今ではほとんどのことがガセネタであったことがわかったエコブーム、そのエコブームを日本国内に広めたのが政府が行ったエコカー対策でした。
現在も引き続き行われていますが、当時はエコカー減税だけでなく、税金の無駄遣いといわれていたエコカー補助金なる補助金制度が施行されていたのです。

エコカー補助金は2009年の6月から始まったものですが、どういうわけかトヨタはそれが始まるのをかなり前から知っていたかのように、それまで発売していた2代目プリウスを2009年の9月にモデルチェンジしたのです・・・今考えても不思議なことです。
きっとトヨタには未来を見ることができる超能力者がいるようです。

2009年に発売された3代目プリウスは、2代目プリウスの時代にも「大衆車の割には車両価格が高すぎる」と言われていたのにもかかわらず、新しい3代目モデルにおいても1.8リッターエンジン搭載の大衆車としては考えられないほど高い車両価格で販売されたのです。

多分、エコカー補助金を使って買うこと想定して少し盛ってしまったのだと思いますが、それにしても高すぎることから、エコカー補助金を使っても買えない方がたくさん出てきたのです。
それなら無理して車を買い替えなくても、プリウスでなくてもいいと思うのですが、面白いもので国から補助金が出るということがわかると積極的にそれを使わない時が済まないらしいです、国民って・・・。

半ば無理して買い替える・・・果たしてそれがエコだったのか?とも言いたくなりますが、当時はそれが正しいことだったようです。
しかし、たかが1.8リッターエンジンを搭載した大衆車が200万円オーバーとは高すぎる・・・あまりにも高すぎるということでさすがにエコカー補助金を使っても買うことができない方が続出してきました。
消費者の声をすぐに商売に活かすとトヨタですので、そういった傾向を見逃すはずがなく、すぐにそういった方たちでも買えるような低価格のハイブリッドモデル・・・というかエコカー補助金を使って買うことができる車を作ることになったのです。

とはいっても流用パーツの塊で車を作るトヨタといってもさすがにすぐに新しいモデルを作ることができないため、とりあえず2代目プリウスに安い価格設定をして発売するという「つなぎ」の手段を取り、その間にできるだけ早く安いハイブリッドモデルを作ることになったのです。

もちろん時間短縮といつものやり方でほとんどが流用パーツを使って作られることになり、

・プラットフォーム・・・1NR型エンジンを搭載している2代目ラクティスと同じもの
・エンジン・・・2代目プリウスと同じもの
・ハイブリッドシステム・・・2代目プリウスと同じもの

といった形で作られ、生産コストを下げるために内装を軽自動車レベルにまで落として作られました。

これがアクアです。


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早い話、アクアは3代目プリウスを買うことができない経済力しかない方にために2代目プリウスと2代目ラクティスをくっつけてそれに専用ボディを載せて作られた「プアマンズ・プリウス」ということになります。

現在でもマイナーチェンジを繰り返しながら発売されているアクアですが、残念なことにこの車もプリウス同様に役目を終えたモデルです。
よく考えてください、プリウスの価格が高くて買えない方がたくさんいたから安いアクアを作りました。
その後、若干高いですが質感が良いカローラシリーズのハイブリッドモデルやアクアとボディ違いといっていいぐらい同じつくりがされているヴィッツのハイブリッドモデルが発売されています。
プリウスが買えなくてもカローラシリーズやヴィッツのハイブリッドモデルが買えるでしょう。

ということはアクアももういらない車であるということです。

どうやらこういったことをトヨタはわかっているようで、現に発売から9年以上が経ちますが一度もモデルチェンジされていません。
次があるかどうかはわかりませんが、基本的にはもう必要のない車といっていいでしょう。


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今ではほとんどのことがガセネタであったことがわかったエコブーム、そのエコブームを日本国内に広めたのが政府が行ったエコカー対策でした。 現在も引き続き行われていますが、当時はエコカー減税だけでなく、税金の無駄遣いといわれていたエコカー補助金な…

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